房総シェルティー日記

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zoom RSS みちのくひとり旅2  気仙沼

<<   作成日時 : 2014/08/29 17:34   >>

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さてさて。

旅の二日目は気仙沼へ。
この日は、友人A子ちゃんに会うのが一番の目的です。
お互いの実家は徒歩10分圏内。
小学生の頃、運動音痴の私に、
馬跳びやら逆上がりやらを教えてくれた
なんとも有難い友人です。
社会人になってからは、
年賀状のやりとり位になっていましたが、
いつもどこかで気にかかる存在でした。

そんな彼女と、震災後、
連絡がとれたのは2ヶ月近く経ってからでした。
ずっと安否もわからず、
どう連絡をとっていいのか悩んだ末、
携帯番号を記した葉書を送りました。
2、3日してかかってきた彼女からの電話!!
昔と変わらぬ張りのある声に、
ただただ、
「生きていてよかった!!!」
という思いでした。

現在、気仙沼で学校の先生をしているA子ちゃん。
幸いにも、ご家族も教え子も無事だったそうですが、
震災後しばらくは、
避難所の運営で大変な苦労をしたようです。

さて、仙台から高速バスで気仙沼へ。
途中、南三陸町に入ったあたりから、
山道にも関わらず、
こんな看板を多く目にしました。
海など全く見えない場所にも、です。
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巨大津波は、
川を遡って信じられないような場所にまで到達したそうですが、
こうして実際に「その場所」を目にすると、
一歩でも、いやたとえ半歩でも高台に逃れなくてはいけないのだということを
恐怖と共に実感します。

やがて気仙沼到着。
市役所前でA子ちゃんと再会しました。
復興商店街のコロッケ屋さんで
素晴らしく美味しいコロッケに舌鼓。
そして始まるマシンガントーク!!!
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53店舗が集まる「南町紫市場」の
「揚げたてコロッケ屋」というお店。
マジでオススメです♪

ひとしきり喋ったら、
A子ちゃんの車で大谷海岸へ移動。
気仙沼線が、もっとも海岸近くを走っていた場所です。
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工事関係車両を敢えて見なければ、
まるで何事もなかったように美しい海。
振向くと夏草に覆われた斜面が続いていました。
ここにもたくさんの家があったはず。

そろそろランチを..ということで、
大谷海岸を臨むリゾートホテルはまなす海洋館に案内してもらいました。
なんと、お洒落な自家菜園を持ったホテルです!
ホテルと菜園の間を走っていたはずの気仙沼線。
あの震災がなければ、
どんなにかのどかでメルヘンチックな風景だったことでしょう。
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この菜園の復活までの道のり、
ぜひホテルのHPからご覧下さい。

私の目的はといえばコレ。
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三陸の海の幸満載の海鮮丼です!
お魚はもちろんですが、
あわびとホッキが超絶に美味!!!!!
デザートに、紅芋のムースまでついて大満足でした。
オススメです!!!

食後、降り立ってみた気仙沼線の線路。
列車が再びここを走る日は来るのでしょうか?
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さて、ホテルのとなりは道の駅。
ふかひれソフトが名物..ということで、
既に山ほど食べているにも関わらず、
別腹モードに入ります(^^;
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「千葉から来たの?じゃ、いっぱい盛ってあげるね」とおじさん。

ジャーン♪
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茶色いのが蜂蜜漬けのふかひれだそうですが、
それより何より、ソフト本体が激旨!!!
マ○ー牧場のソフトをはるかに凌駕する濃厚さ。
これもオススメです!!!

美味い物満載の気仙沼!!!


続いては、
オープンしたばかりの「海の市」に向かいました。

途中の街中で。

一見普通に商店や事務所が立ち並ぶ街のあちらこちらに、
津波の爪痕が残っていました。
ここにはどんなお店があったのでしょう?
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再建に向けて、
嵩上げ中の土地も目立ちます。
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「3年過ぎてやっとこの状態か」というのが
正直な思いでした。

「海の市」で。
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数字だけでは実感のない巨大津波ですが、
これほど高かったとは!!

A子ちゃんによると、
今、気仙沼の学校では
頻繁に避難訓練を行っているそうです。
それも「授業を受けているときの地震発生」だけではなく、
「下校途中」など、保護者も含めた様々なパターンを考えているとか。
「命を守る」のは、耳に心地よいフレーズによってではなく、
日々の真剣な実践しかないのでしょう。

まだまだ名残惜しくはありましたが、
気仙沼の老舗「菓子舗うつみ」でお土産を購入し
(試食がまた美味&店員さんが素敵♪)、
BRTに乗るため、気仙沼駅へ向かいました。

屋根に大漁旗が描かれた駅舎では...
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ピカチュウがお出迎えしてくれました。
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切符購入。
東北本線との連絡駅、小牛田まで。
「こごた」と読みます。難読地名の一つか?
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バスには、気仙沼のマスコット「ホヤボーヤ」と、
南三陸町のマスコット「オクトパス君」が描かれています。
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バスが走る道。
なんと駅のホームから、
まるで電車に乗るようにバスに乗ります。
こんな風に構内発着になったのは、
今年の春からだそうです。
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車窓から。
ほぼ気仙沼線沿いに走るので、
寸断されたままの痛々しい姿を見ることになります。
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一方、車内は、
丁度夕方とあって、
下校途中の高校生で賑やかでした。
ホッと気持ちが和んだのも束の間。
夏草に囲まれた「荒野」に建つ仮設住宅へと
バスを降り、一人帰っていく高校生を見ると、
何ともいえない気持ちになります。
気軽に「頑張れ」なんて言えません。

それでも。

少しづつの希望を集めることが、
復興への道なのでしょう。

「希望」の一つ。
志津川湾に戻ってきた養殖筏。
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辛い光景もたくさんありましたが、
美味しいもの、温かい人がいっぱいの気仙沼。
また訪れたい場所になりました。
そういう人が増えることもまた、
「希望」なのだと思います。

A子ちゃんがくれた気仙沼の広報誌で市長さんが
「交流人口を増やそう」と訴えていらっしゃいました。
定住人口1名の消費額と、
日帰り観光客77名もしくは一泊客22名の消費額が
ほぼ同じ規模なのだそうです。

買って応援、食べて応援、行って応援

一人一人にできることはわずかですが、
これからも続けていこうと思います。
皆様も、どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m>

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
もう20年以上も前ですが、三陸の海沿いを
ドライブしたことを思い出します。
志津川、歌津、気仙沼、陸前高田…。
どこもキラキラ光って、素晴らしい景色でした。
すぐに出かけるとなると足踏みですが、普段の
生活の中でもできることが、何かしらあります
ものね。思い続けるって大事ですね。
じゅん
2014/08/29 20:53
>じゅんさん
震災前の三陸、濃い緑の山の切れ間切れ間に輝く海。本当に美しい景色でしたよね。今回も、海だけは昔のままに、どこまでも美しかったです。
街の復興はまだまだですが、鮭やわかめ、牡蠣、ホタテなどの養殖や、水産加工品は、関東にも随分出回るようになってきました。ご存知のように、とても美味しいものばかり。ぜひ、せっせとお召し上がり下さい♪ 離れて住む者にとって、一番手軽に続けられる応援が「買って食べる」ことだと思います。
ジュリーママ
2014/08/30 16:35
唐桑半島で食べた海鞘の味が忘れられない。
この前、女川の直送生さんま食べました。遠いから現地にはなかなか行けないけれどね。
亀吉1981
2014/10/16 22:46

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